「AWS認定勉強記録」第1話 AWS認定試験の勉強法



こんにちは。igeightです。
この度、自己目標としてAWS認定資格全冠(AWS All Certifications Engineers) を目指すことを決心しました。あくまで決心しただけで実現するのはこれからです。全冠までの取得過程も続けて今後連載更新していきたいと思ってますのでその過程も楽しんでいただけたらと思います。
この記事ではなぜ、私がAWS認定資格全冠を目指そうと思ったかということと、どういう勉強法でAWS認定全冠を攻略しようと思っているか?私なりの考えを述べさせていただきます。
また、現時点でSAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)とSAP(Certified Solutions Architect - Professional)は合格しておりますので
私がどのような勉強方法で2つの資格攻略したかまとめておりますので、これからAWS認定を挑戦しようと思っている全ての方に参考になるように、昔の自分にこれ早く教えて欲しかったなあ。という勉強法をなるべく簡潔にまとめるようにしております。
現在保有のAWS認定資格はSAA、SAP
2025年2月現時点で私が保有しているのはSAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)とSAP(Certified Solutions Architect - Professional)の2冠でございます。※以下、SAAとSAPと記載します。
SAAについては2024年の4月、SAPについては2025年の2月に合格しております。 お恥ずかしながらSAPは一度2024年12月に落ちており、そこからリベンジして2025年2月に無事合格することことができました。
なぜAWS認定全冠を目指そうと思ったか
もともと私はAWSを取り扱う仕事をさせてもらっている中で、AWS認定資格の中でも最難関(個人の感想)と思っていたSAPを取得することがなんかかっこいいと思ったそんな単純な理由からでした。また当時はSAPを取得したら勉強をやめるつもりでした。
後、これは結果論ですが2024年の4月にSAA取った時点で勉強中に学んだことが実務にとても生きていると感じてSAPの勉強過程で学んだことも実務に実際とても役立ちました。※特に役立ったのはコスト最適化や複数のAWSアカウントの運用の考え方。
そして晴れてSAPを取得できた時に感じた感想は、嬉しさは勿論あったのですがまだまだ学ぶべきことがあるなあ。という気持ちでした。特にセキュリティ周りの知識やネットワークの知識、DevOps化への最適化など。
その時、心の中の自分が言い出しました。
「あのさぁ。世の中AWS全冠取ってる人が年々増えていて、いわばAWSの仕事をする上で全冠が当たり前みたいになりつつあるのに自分は2冠止まりで立ち止まるわけ?それって現状に満足したただの怠慢だよね」
ということで強欲に全冠を目指してみたいと思ったわけです。全冠じゃないと絶対ダメだとは思ってません。あくまで自分の中でそういう思いが沸き起こりました。
私の勉強方法
さて私の勉強方法についてですが、結論から言うと完全な問題演習特化型の学習をしております。
どういうことかと言うと、参考書やドキュメント、Blaclbelt(AWS公式資料)、AWSskillbuilder、ハンズオン資料など世の中には現在、体系的にAWS学ぶ情報は沢山あります。
私の勉強しは始の頃の感覚だと、まずは参考書一周読んでノートを取って分からないところを復習してからようやく問題演習に取り掛かるという流れが王道の勉強方法だと思っていました。
しかし、色々試行錯誤を繰り返した結果、上記の勉強方は時間が少ない私自身の状況からすると 「素晴らしい笑 その勉強方法は全て間違ってる。」 と昔の自分に言ってやりたいです。
AWS認定を目指す皆さんは多くが私と同じ社会人かと思います。
社会人は時間が少ない。。。ですよね? 時間が潤沢にあり、ゆっくり資格取得を目指すのであれば上記の勉強法も悪くはないと思うのですが、時間が少ない私には適切ではありませんでした。
では、どうやるか? 取得したいAWS認定資格の勉強開始0分の状態からいきなり本番問題演習に取り掛かるんです。 勿論結果はボロボロ。ひどければ正解率は10%にも満たないでしょう。
それで、いいんです。問題単位で自分が分かってない領域に気づくことができるので、自分が分かってない部分が分かります。 そこから、間違えた問題から逆引きで知識の補完を始めます。これが非常に時間効率がよく最短に合格に近づける方法だと思います。時間が少ない社会人に向いているとも言えると思います。
ここから勉強方法を実践する上で大事なポイントを話します。
この勉強方法の大事なポイント!
- 一度に多くの問題を解きすぎないこと。(1セット10問が良いと思います。)
- また最初に解き始める時から問題を解くのにかかった時間を計測しておく。(後からすごく役立つよ。)
- 復習する際もなるべく時間をかけない。いい意味で深掘りしすぎない。(目的は問題を解けるようになることなので)
- 1-3が終わったらまた1で解いた問題を解き直す。
この1-4のサイクルを問題10問単位に対して繰り返し行っていって都度、正答率と解答時間を記録していきます。
さっき解いたばかりの10問で解説も読んで解答選択肢がちょっと記憶に残ってる状態であれば、2回目は必ず正答率上がりますよね?これをコツコツ繰り返します。一日に100問解こうというように気合いを入れなくても大丈夫です。一日10問で大丈夫です。ただし1-4をやるので10問を2回解きます。
これを繰り返してかつ解答時間と正答率を記録していると、ある時自分の問題の正答率の変化に気づきます。 いつしか初めて解く問題でも 正答率が80% を超えはじめます。ここまできたらもう一歩で受かる状態まで来ています。
では、最後の一歩は何か?それは、解答時間です。
私は1回目SAPの受験で落ちた時に、後半時間が足りなくなってまともに問題を解くことができずに落ちました。720点/1000点で不合格(合格ライン750点)でした。周りからは惜しいね!後もうちょっとじゃんと言われたのですが、私には問題がはっきり分かってました。問題を解く時間がもうすこしあれば、解けたのに。。。という感覚でした。
このような経験から、実際の試験時間と問題数から逆算して問題10単位にかけられる時間は逆算して演習することも重要だと思いました。 SAPでいうと問題数75問に対して試験時間は190分です。つまり、1問にかけられる最大時間は時間は2分30秒ほど。10問単位だと25分ほどです。あなたが記録している10問題単位の解答時間が25分を切っていれば、これで限りなく合格に近い状態になっていると言えると思います。どこまで高速化するかは各々の判断かと思います。
長くなってしまいましたが、以上が私の勉強法です。 この勉強法で事実SAPに合格することができましたし、この勉強法で全冠を狙えると思っています。少しでも皆さんの役に立ったら嬉しいです。
最後に
この記事のタイトルを第0話とさせていただいた通り、連載記事として展開していきたいと思います。 現在私はSCS(AWS Certified Security - Specialty)の勉強に取り組んでおり次回はその勉強の状況と勉強法ではなく勉強マインドについても触れられたらと思います。
ここまで、読んでいただき本当にありがとうございます。皆さんがAWS認定資格に合格することを私自身頑張りながら応援させていただきます。